バンドの足跡を追いかけたドキュメンタリーではなく、劇場用映画を制作します。
タイトルは「王様になれ」。
原案を山中さわおが担当し、監督・脚本は、俳優、演出家のオクイシュージ氏が初メガホンを取ります。
オクイ氏は1985年に舞台役者としてデビュー以降、劇団の主宰や舞台ユニットの立ち上げ、シリアスからコメディ、ショーアップされたものまで独自の世界観で脚本・演出、デザインを手掛け、松尾スズキ作演出の舞台など外部公演にも多数出演し、舞台のみならずテレビや映画などその活動は多岐にわたる異才。
そして物語は、カメラマン志望の「祐介」が主人公。自分の夢を叶えるには現実はあまりに厳しく、崖っぷちの自分、成功していく同期への嫉妬、ほのかな想いを寄せる女性との心のすれ違いなど、the pillowsがこれまで音楽で描いてきたような世界観が展開されます。
環境に満足せず自分への評価が思い通りにならない苛立ち、それでも自分のやり方を貫こうとするときにぶち当たる孤独、絶望、その先に微かにみえる光...。
そんな心の葛藤が今回はステージではなくスクリーンで繰り広がります。
the pillowsのメンバー、山中さわお(vo,g)、真鍋吉明(g)、佐藤シンイチロウ(ds)の3人はもちろん、物語の登場人物として、the pillowsゆかりのアーティストも30周年を祝って本人役で多数出演します。
2019年秋公開予定!続報をご注目ください!